苗から２鉢育てているSalvia ‘Shangri-La’ サルビア‘シャングリラ’。草丈７０～８０ｃｍと比較的低いながら安定感のある草姿は装飾的です。 S. moorcroftiana x S. indica だそうで、確かにS. moorcroftianaの大きな葉、S. indicaのユニークな花を思わせる美しいサルビアです。耐寒性、耐暑性があり栽培は容易で大株になっていきますが、過湿には少し注意をしています。今年は過去最短となった関東地方の梅雨。葉の傷みはなく毎日水を欲しがります。

灰色掛かった緑の葉の縁は波打ち株元に近い葉ほど大きく、根出葉は大変見応えがあります。よい香りを持っていますね。冬の間は無加温のフレーム内という環境で、１月の終わり頃からと早く咲き始め、花穂を早めに切りますと初冬まで何度か咲き花期が長いです。切らずに咲かせたままにしておきますとよく枝分かれをして散け、段々と小さくなる花をたくさん付け、また違った雰囲気になります。種は直ぐにこぼれてしまうようでタイミングが難しく、まだ数粒しか取れていません。取り蒔きをしてみましたが今のところ発芽させることができませんので、親株の植替えをしながら、できましたら株分けもして、大事に育てていきたいです。