昨年の春に種を蒔きました。メキシコで発見されたという事以外は何も分からなかったのですが、発芽してくれましたので鉢に定植をしました。普通の培養土、日当たり、普通の水遣りで草丈が２ｍ近くになったのですよ。しっかりした葉に木質化していく茎、スリムな草姿です。
秋風が吹くようになっても咲かず、気温が下がるにつれて全体が紫っぽく紅葉、下の葉は落ち始めました。冬咲き？或はこのまま枯れてしまう？と思い始めた１１月に蕾が付いたのですよ。詰った感じの穂状に咲き、草丈の割には小さい藤色っぽく見える花でした。紅葉した苞葉と暖かそうな毛の生えた花が印象的です。冬の間も無加温のフレーム内で次々と咲いていましたね。今年の春に３０ｃｍくらいの高さのところで切って植え替えをしましたら、また綺麗な緑の葉になってきています。防寒が必要な冬咲きのサルビアではないかと思います。