Salvia
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Salvia cyanescens サルビア キアネスケンス

〜 空中に浮いているような花

2010/09/04

寒さでダメージを受けた葉は、暖かくなるに従い見違える程美しくなっていきます。蕾を付ける6月頃の柔らかいシルバーグリーンの葉は、動物ならば毛並みが良いという感じかしら、うっとりするものがあります。下の方の葉は大きいですね。

細い花茎はつっと伸びて60cm位になります。よく枝分かれをして花が空中に浮いているように咲きますので、一所にいくつも植えたならそれは美しいでしょう。しかし梅雨が苦手な為、水捌けの良い用土にして、雨に当たらない場所に鉢を置いて育てています。昨年は、蒸れで弱り期待したほど咲きませんでした。猛暑の今年は、なんだか怪しく咲き心引かれるものがあったのですよ。イラン、トルコ原産のサルビアだそうですね。花の時期は短いです。花が終わり種を取った茎を切りましたので、今また高さ15cm位、シルバーの葉だけの静かなサルビアに戻りました。冬の間は無加温のフレームに入れ用心しています。

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