Salvia
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Salvia miniata サルビア ミニアタ

〜逸速く寒さをキャッチした葉

2009/10/15

ハーブやサルビアの中には紅葉のきれいなものも少なくありません。サルビア ミニアタもそんなひとつです。艶やかで少しくすんだ緑を持つ生き生きした葉も、逸速く寒さをキャッチして紫色を増やし始めました。

5月に植え付けをしますと、初夏から霜の降りるまで長く咲き続けます。秋風が吹き始める頃から花色もこっくりとした赤になっていきますね。メキシコやグアテマラ原産だそうです。

うちの環境では地植えのまま越冬は無理なのですよ。残念ですが毎年10月の終わり頃に切り詰めて堀上げ、無加温のフレームに入れます。この寒さにさえ気を付ければ丈夫で、特にバックアップは要りませんが、種とりも挿し木も簡単なサルビアです。親株の周りにこぼれた種から芽を出すこともありますので、これで苗を作っておく事もできます。

草丈は1.8mくらいで年々大株になり、たいへん見応えがあります。葉や枝をたっぷりと使って草木染もいいですね。

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