毎年必ず種まきをするようになった一年草のサルビア　カルドゥアセア、うちでは草丈30～40ｃｍ位になります。初めて咲いた６年前のことですが、何か間違って違うものが咲いてしまったかと思いました。これもカルフォルニア原産の‘暦としたサルビア’で、らしからぬ魅力に引き込まれてしまったのですよ。

時々花色は咲き始めから白に近いものがありますが、大抵は少し薄い藤色でとてもきれいです。見れば見るほど面白い花の形で、触れようとするとチクッと棘にやられます。この棘は葉の淵にもしっかりとあり、別名Thistle sage 通りアザミに似ていますね。全体に白い毛が生えているので灰色掛って見え、開花すると少し緑を増します。

春と夏の最中に蒔いたことがありますが、いずれも開花まで３ヶ月ほどで、咲いた花茎を早めに切り取ると次の花茎を伸ばし２～３ヶ月間花を楽しむ事ができます。毛が生えている見た目でも分かる様に過湿に弱く、かといって水遣りを忘れると相当ダメージを受けますね。赤玉を花と野菜の用土に混ぜて鉢植え、水はけを良くして雨に濡れないように育てています。暑い最中は半日陰が良いですね。種を採ったらまた直ぐにでも苗作りを始めたくなってしまう綺麗なサルビアです。うちでは最高５段になり咲きました。