Salvia
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Salvia eigii サルビア エイギー 

〜赤ワインに染められたような早春の花

2010/07/31

地中海東部原産のサルビア エイギーの花、ガク、茎。まるで赤ワインに染められたようですね。波打つ大きな葉の間から、花の付いた茎がいくつも飛び出し、早春の庭で逸速く咲きます。サルビアの本には晩冬から早春の花とありました。

サルビア エイギーの種を初めて蒔いたのは冬で、次ぐ年の春になると驚くほどに生長を始めたのですよ。ひとつは大きな鉢に、ひとつは庭に植えてかなり期待をしましたが、結局年内にはどちらも咲きませんでした。そしてその次ぐ年、4月に入ると直ぐ見え始めた蕾に、咲きそうな気配がうれしくて、やっとこ咲いたワイン色の花にはすっかり酔わされてしまいました。うちでは4月、5月が一番の見頃です。

戸外で問題なく越冬をして丈夫ですので、あまりバックアップの必要はないかもしれませんが、5月の終わりから付け始める種を取っておくと安心ですね。もしもスペースが許すならば、サルビア エイギーをたくさん植えて‘早春のサルビアガーデン’を歩いてみたいです。

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