Salvia
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Salvia apiana サルビア アピアナ

~ホワイトセージ White sage

2008/05/10

サルビア アピアナ(ホワイトセージ)は白っぽい灰色の葉や茎を持つ低木のサルビアです。育て始めて丁度10年ですが、花は見事に咲く年と全く咲かない年がありました。庭植えでは梅雨のダメージで常緑である葉がぽろぽろ落ちたり、梅雨の晴れ間の日光で葉が煮えてしまい茶色くなってしまったり。ここでは耐寒温度があるはずなのにかなり傷みました。鉢植えでは草姿を整えるための剪定で花が咲かなかったり、根詰まりを起したり。神経質にさせられるサルビアのひとつなのですよ。

今の環境は無加温のハウスに直植えで水遣りはしません。1m以上になる花序は真っ直ぐに伸び、大型になるサルビアですね。花後の剪定はかかせません。たまにアブラムシが付いたりうどん粉病が発生したりでこれまた悩ませられます。

花は極々うすいピンク色がかった白花で、終わりにピンクの色が目立ってくるものもあります。香りは好き嫌いがあるのではないでしょうか。2,3年前からなのですが友人が葉を乾燥して燃やすと、剪定した葉と茎を抱えて帰ります。私は元気に育ってくれて、この葉を眺めるだけで大満足です。

何世紀にも渡ってハーブとして使われていたサルビアでもあるようです。 ベタベタした茎や独特の香り。Bee sage とも呼ばれるそうですね。挿し木でバックアップをしています。

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