濃いめの藤色からピンク色の花が可愛いオーデコロンミントは、その年のミント花リレーの最後といったところです。このミントの花畑に出て、柑橘系ともいわれる強いユニークな香りを嗅ぎながら花を摘み、その日のアレンジや束ねて吊るしドライフラワーにしてきました。葉もお風呂やポプリ、クラフトなどに利用します。化粧品や香水の原料、薬用など多くの用途があるそうですね。ベルガモットミントやオレンジミントとも呼ばれ、少し小振りで紫がかった光沢のある葉、紫の茎です。手元のハーブの本にはあまり料理や飲み物にはされないとするものが多いですが、このミントの小枝で風味付けをしたオレンジゼリーなどが載っているものもあります。
オーデコロンミントの栽培は他の一般的なミントに準じます。ドライフラワーにしても強い香りと愛らしい色を保ちますのでたくさん使いたくなり、数年前に鉢植えから地植えにして、適当に抜き一定のスペースに収まるように育てています。花は夏の終わり頃から次々と咲き始めます。そして１２月に入るとぱったり咲かなくなりますが全体的に濃い紫になりそれがまた美しいです。