Herb
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コルツフット Tussilago farfara

~早春の茶色の世界から

2008/04/01

コルツフットは早春の茶色の世界から鼻先を出すハーブの一つで山野草店などで見かける和名フキタンポポです。 昔はフランスの薬局のシンボルだったそうですね。地下茎や種子で増えるキク科の薬用植物で 学名の属名Tussilagoはラテン語の「咳」と「癒す」からだそうです。

2月 クモの巣に引っ掛かって出てきた様な蕾
3月 輪状にびっちりついた細い花びら。そして鱗が付いた様な弱々しい茎。
   お正月の寄せ植え盆栽に福寿草の代用にもされるようです。
4月 タンポポに似た綿毛。庭の思い掛け無いところで咲くことになります。
その後・・・地下茎から出て展開する蕗に似たおおきな葉。国によって様々な異名がありますが ‘Son-before-father’は笑ってしまいます。

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