ラズベリーを摘んで

~サマープディングの作り方

2016/06/15

ラズベリーの実が生り始めますと、まるで味聞きをするように口に運び、摘んだ場所でお腹にダイレクトに納めます。分かったように頷いたりしますが、熟していれば芳香も甘味も十分な美味しい果実ですね。うちのラズベリーは微かなピンク色をした花で赤い実、6月、そして10~11月にもう1度摘み頃がある二季なりです。違う時期でもたまに摘めることがあります。冷凍保存をするのは梅雨時に生る実ではなく秋に生る実にしているのですよ。摘んだ実の中には空洞があります。栽培は易しく、苗を地植えした後は、枯れた枝や込んだ枝、邪魔になった枝を見付けて切る位です。刺毛のある茎もありますが、摘む時にそれ程心配はいらないですね。そのまま生食、ドリンク、お菓子、料理にと、可愛らしい実に吸い寄せられます。

ラズベリーの果実や葉は薬用に使われます。ラズベリーリーフティーは妊婦のハーブティーとも呼ばれるそうですね。友人は春に若葉を摘んでよく乾燥させたものをティーにしています。そうなのねぇ、と私も少しだけ作っておく様になりました。僅かに甘みを感じるティーです。

うちは熟したラズベリーの実を生食にするのが一番、それからティーカップに数粒入れてティースプーンで潰して熱い紅茶を注ぎ一緒に飲む、というのが好物です。サマープディングもきれいで、ベリーをしっかり食べた感じがしていいですね。娘が高校生の頃、行った先のイギリスで7歳の女の子が作ってくれたと言っていました。その頃のうちでは、食べ付けていない芳香のするお菓子でしたので、とてもおいしいと思ったそうです。褒めましたら暫く続き参ってしまったとも言っていました。その後、うちでも続いた頃があったのですよ(笑) 成人してからのイギリス滞在ではパブでラズベリーのお酒を時々飲むそうです。今年は夜の台所でごそごそサマープディングを作ってくれる娘が不在ですので、娘のメモで私が何回か作りました。ベリーのペクチンで食パンがぴったりと付き中味は固まります。

【 サマープディングの作り方 】
① 900ccのキッチンボウルに、少し硬くなったサンドイッチ用の食パン(1斤位)の耳を取り、底には丸か四角、更に側面には三角形に切ったものを隙間のないように貼り付けておく。
② ラズベリー(または他の好みのベリーを加えて)800gに対して甘みの好みでグラニュー糖120~180g位を加え、好みでレモンの皮のすりおろし1個分を加えて、アクを取りながら柔らかく煮る(沸騰してから5分位)。火をとめてからホワイトキュラソーを大さじ1加える。
③ ②の液を少し取り分けて、①に全て入れる。この時、先に液をパンに浸みこませるようにすると出来上がりの染まりに斑が出来にくいヨ。
④ パンで蓋をして、ラップをして、2~3枚重ねたお皿で重しをして、冷蔵庫へ8時間以上入れる。
⑤ ボウルにお皿を乗せてひっくり返し、容器から出す。白い部分があったら、取り分けておいた液を塗る。
⑥切り分けて生クリームなどを添える。


 

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