スティンギングネトルの収穫

~大人でも涙が出ちゃう

2016/02/26

スティンギングネトルを収穫していてかすってしまった事があるのですよ。葉には刺毛があり、ピリピリ痛く長くうずいて大人でも涙が出ちゃうくらいですので、やんちゃ盛りの子供には特に注意が必要だと思いました。今ではドライにしておいて!と気安く言う娘が小さい頃には、栽培をお休みしていた時期があります。

イラクサ科の スティンギングネトルStinging Nettle のStinging は 棘のある の意ですね。コモンネトルなどとも呼ばれます。学名は Urtica dioica、和名はセイヨウイラクサです。うちでは1m位の高さになります。1度根付きますと根や種で増え、寒さに強く余り土地も選ばす丈夫です。毛糸モールヤーンの様でヘロヘロとした花序に、目立たない小さな花が夏に沢山咲きます。種をこぼす前に刈り込み、時々根を切り、必要以上に増えない様にしているのですよ。ネトルと呼ばれるものの中には毒性の強いものがあるそうですので、その点でも注意は必要ですね。 


薬効もよく知られ、お茶や料理、シャンプーやビールの原料、堆肥や殺虫剤にされるなど用途の多い歴史のあるハーブで、茎から作られる繊維はクロス類などに使われロープも作られたそうです。随分と前のことですが、友人からスティンギングネトルのドライをゴマ―ジュに使っていると聞きわなわなしました。然しこの厄介な刺毛は乾燥させたり茹でたりしますと呆気なく落ちてしまうのですよね。恐々と使ううち扱い方にも慣れてきました。この刺毛自体を使う用途もあるそうです。

うちは摘みたてと乾燥させた葉をティーや料理に使用します。どちらも柔らかい若葉を摘んだものです。摘みたてで使う時は茹でたり更にピューレにしたりするなど、例えばほうれん草の様にいつものスープやポタージュに応用します。乾燥させたものは、例えばミントのドライをティーにする様に使っています。風味は特別美味しいという訳ではないのですが、生で摘んだものは爽やかで、乾燥したものは微かに甘く干し草の様だと思いました。花粉が気になり出しますとネトルをブレンドしたティーをよく飲み、保存容器は空になっていくのですよ。2月の庭ではまた元気に育ち始めています。


 

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