クリーピングワイルドタイム Thymus serpyllum

~ うちの庭のシンボルツリー

2016/01/05

クリーピングワイルドタイムはシソ科の低木!、木ですね。庭の通路や花壇の縁取りに植えているこの草丈10~20cmほどの小さなハーブが、うちの庭のシンボルツリーです。庭のタイムの中でも光一丈夫です。横に広がりながら育ちますので、年に2~3度剪定をしているのですよ。梅雨に入る前が1度目です。7月に入りますと一斉に咲く花でびっしり埋め尽くされます。タイムには私が今まで読んだり聞いたりしてきただけでも、いくつもの伝説やまじない、習慣などがありました。大好きなハーブですのでもっと知りたいと思います。

花の時期になりますと、タイムとミツバチの刺繍を夫や恋人の騎士に送ったという別れの贈り物の習慣の話を思い出します。するとブブエラの様な蜂の羽音もしんみり聞こえるのですよ。友人のひとりが、うちのタイムにやってきたミツバチの余りの数に驚いて帰ってしまったことがありました。その時に‘お花に夢中だからあなたには興味がないわっ!’と私が言ったと、今でも会うと笑い話になります。‘大丈夫よ、刺さないわ’と言いたかったのです(笑)。花のピークに軽く2度目の剪定をします。するとまた爽やかな緑が復活して暑い季節も涼しそうです。秋の紅葉も素晴らしいですね。

すっかり寒くなった今日も、花数は少ないですが少し濃いピンク色になり咲いています。常緑といわれますが、やはり春の緑を想像するのが難しい位ダメージを受けた葉色になっています。タイムは、気遣い室内に入れると縁起が悪い、という伝説があるそうです。まあ、種類にもよりますでしょうね。このクリーピングワイルドタイムは寒さに強く気長に戸外で春を待つことになります。雪の下でも大丈夫、北ヨーロッパに自生しているそうです。

料理で‘タイム’といいましらコモンタイムのことだと思いますが、このクリーピングワイルドタイムも使われます。風味はかなり違いますので好みでしょう。そして薬用タイムとしても有用です。うちは料理にはコモンタイム、レモンタイムをよく使い、今の時期のうがいにはクリーピングワイルドタイムを利用しています。朝、沸かした湯の中にフレッシュまたはドライのタイムを、通常のハーブティーを入れる時よりも多目に入れ、フタをしてそのまま冷ましておき、うがいをするといったものです。薬缶には茶渋が付きますのでたっぷり入るものをひとつ専用にしているのですよ。これが余りましたら湯船に注いでハーバルバスにしてしまいます。 

このクリーピングワイルドタイム Thymus serpyllum の和名はヨウシュウイブキジャコウソウ。マザーオブタイム Mother of Thyme などとも呼ばれます。匂い立つタイムを踏んで歩いたり、腰を下ろしたりは気持ちがよいです。どこからか猫ちゃんもやってきますよ。そしてウンチ(>_<) タイムはペッチャンコになったりはげたりと洗礼を受けます(笑)。ですがこのクリーピングワイルドタイムは復活も早いので気にしない、気にしない、です。人間も張り切って収穫することができ、クラフトにもいいですね。



 

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