フレンチタラゴン (エストラゴン)

~ずっと育って欲しいです

2010/08/12

初めてフレンチタラゴンArtemisia dracunculus (tarragon)の苗を手にしたのは10数年前の春でした。ハーブの本には必ずと言ってよい程出ている耐寒性多年草の料理や薬用などにされるハーブですが、今ほど流通はなく、小躍りしてしまうくらい嬉しかったのを覚えています。その年はどういう訳か奇跡的に上手く育ち‘書いてある程難しくないわ!’を経験してしまったのですよ。この甘い経験がその後、幾度となく苗を買う散財へと合いなりました(笑)しかしこの経験がまた定番のオムレツ、ハーブビネガー、ハーブオイル、ハーブバター、フィヌゼルブを魚や卵料理にと、知らなかった味を教えてくれました。庭でその冬を問題なく越し、春には元気に増えて芽を出しましたが、梅雨にうどんこ病、そして猛暑に‘ヘロヘロ’とダメ! になってしまいました。

ここ何年か、なんとか収穫できるようになっています。冬、完全に地上部がなくならないくらいの寒さの所へ置いて、早春のまだ地上部がいじけているうちに、地下茎を崩さないように気を付けながら3分の2ほど新しい用土(野菜の培養土)にします。この時、地下茎が詰まっているようならば株分けをします。これで暖かくなるにつれて見違えるように生長を始めますので、ふっさりと育ったら収穫、夏は休ませる様に鉢を涼しい所に置き、また冬越しをしています。挿し木もできますね。日本の気候では咲きづらいとのことです。

夜のうちにオレンジジュースにローズマリーやミントなどのハーブを入れて冷蔵庫で冷やしておくと朝にはハーブドリンクが出来上がっています。フレンチタラゴンもおいしくて、苦手だった癖のある風味が今では好きになりました。また飲みたいですね、と話すのはうちの味になったということでしょう。うちの環境にももっと慣れてずっと育って欲しいです。



 

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